2010年度
- コード053227
- 月曜5限
- 理学部23番講義室
講義資料
2011-2-7 試験
解答例を示しておきます。
2010-11-29 偏微分II
- シラバスでは偏微分は3回分の時間をとってありますが、最後の1回は、来年に回して、確率や誤差や推定といった問題に時間を配分したいと思います。
- 普段の講義でたくさん問題を解いてもらっているので、中間試験は実施しない予定です。
2010-11-15 偏微分
偏微分の練習問題が少なすぎました。次回もう少しいろんなバリエーションを提示します。
2010-11-1 数値計算法
- 訂正があります。シンプソン法の式の分母に来る係数を、3とすべきところを6と説明してしまいました。次回の講義で訂正説明をします。先々週はクラマーの式を転置して教えてしまいました。いろいろ間違うこともあると思いますので、気付いたら指摘してもらえると助かります。
- 携帯電話の電卓に√平方根がないのは少しショックでした。確かにiPhoneの電卓も関数電卓モードにしないと平方根は使えませんが…。100円ショップの電卓にも平方根の使えるものがあります。200円ぐらいで買えるらしいので、ぜひ1台持っておいて下さい。この講義でもまだ使う可能性があります。
- 時間がなくて説明できなかった余談。普通の電卓で、
[1]÷[10]+[1]÷[9]+[1]÷[8]+[1]÷[7]+[1]÷[6]+.....+[1]÷[2]+[1]÷[1]+[1]=
と入力してみて下さい。得られる答は何でしょう。
- もう一つの余談。メモリ機能M+を駆使すると、上と同じように、単純な操作を繰り返すことで、ニュートン法を使った平方根の計算を行うことができます。
- コンピュータは加減乗算は得意ですが、除算は得意ではありません。整数と整数の計算でも除算だけは小数になったりします。ただし、通常はプログラム言語を使ってプログラムする時には、除算はあらかじめ組みこまれていますから、それを意識することはありません。しかし、例えば、何十桁もの数字を扱うような、特殊な計算をしたくなった時には、長い数字をいくつかの区間に分けて、区間ごとの計算を組みあわせるといったテクニックが必要になります。この時にも、加減乗算は比較的簡単にプログラムを書けますが、割り算を実現するためには、ニュートン法による求解1/x-a=0が必要になり、手間と時間がかかります。そのため、高速な計算を追究する人たちは、除算が必要のない計算法をわざわざ選んだりする場合もあります。